広島の歯列矯正

歯の位置不正シリーズ(移転)

はーい、2014年も終わりを迎えた

大みそかの本日ですが、

広島 花岡矯正歯科クリニックは休診です。

 

この文章もお休みとしたいところですが、

約束もありますので、今日も元気に更新します。

本日は、歯の位置不正シリーズ最後ですね、『移転』です。



私が矯正歯科医になって15年ぐらい経ちますけど、

『移転』を実際に見て治療したのは、

たったお二人です。

 

それぐらい稀であるとは思われます。

移転は『1歯以上歯が正常な位置からズレている』

ことを言います。

 

前回にあった転位の凄い奴みたいなイメージですね。

転位も歯がズレていると言いましたが、

隣の歯を超えてまでズレることなんかありません。

 

例えば、

図1

ガタガタの歯並びがあります。

『転位歯』はたくさんありますが、

ここに、『移転歯』はありません。

 

 

 

写真をもう一つ。

図2
 

向かって左側に

ガタガタしてるとこありますね。

これには『移転歯』があります。

 

 

 

どういう事か?って思ったかもしれません。

そこで、歯に番号を付けてみましょう。

図3
 

まず最初の方。

歯科医師は、

歯に前から番号を付けて、

それを名前としてお話することがあります。

ちなみに、糸切り歯と呼ばれ、八重歯とかになりやすいのは3番です。

最初の写真の方は、ちょっとガタガタしていますが、

なんとか前から数えて、1番、2番、3番・・・・・7番と

並んでいます。

 

次に2つ目の人の方の写真にも番号を付けます。

図4

 

向かって右側(黄色い→の方)は、

1番、2番・・・・・7番という風に、

ちゃんと歯の名前通りに、

順々に並んでいます。

 

対して、向かって左側(赤い←の方)は、

1番、2番、ここまではOKですが、

次の歯は、どう考えてみても4番、そして3番、5番6番7番

となっています。

前から数えて3番目に無いといけない歯(3番犬歯)が、

前から数えて4番目、下手したら5番目にあります。

この場合の3番のことを『移転歯』と名付けているのです。

 

図5
 

違う人の写真です。

先ほどの方は、移転歯は1本でしたが、

この方は右も左も3番が4番より後方にありますので2本あるということです。

(番号書いていない歯は乳歯です)

 

 

なぜ、歯がこのように逆転してしまう現象が起きるのか、

詳しいことは解っていません。

 

この記事の冒頭で

『転位が凄くなったようなのが移転のイメージ』

と書きましたが、それは説明上のことであって、

私は、転位と移転は、

全く出来る理由が異なっていると考えているので、

『この記事の最初の移転歯が無い人が、

そのまま歯並びほっておいたら

移転歯のようになるか?』と聞かれたら

『それは考えられないです。』とお答えします。

(※先ほども書きましたが、如何せん

移転歯をお持ちの方が少ないので、

そんな質問受けたことありませんが)

 

これにて、歯の位置不正シリーズは終了です。

皆様良いお年をお迎えください。

(・・・・ってほとんどの方は、

これ2015年に読んでいると思う。。。)


Category:広島の歯列矯正 | 9:24 AM

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