広島の歯列矯正

矯正歯科的CTの利用(解剖学的限界を知る2)

こんにちは。

 

最近、このブログ見ていただける方が

私が匿名でしていた前身のブログより多くなってきました。

見てくれるのは東京の方が多いので、

うちは広島にあると主張しておきます。

カープファンです←どうでもいいです(笑)

今回は前回の続きですね。



前回、『骨が無いところには動かない』って書きました。

でもま、かろうじて動くこともゼロではないと思うので、

『動きにくい』としておきましょう。

骨には2種類の種類があるんです。。。

って書こうと思って書いた後調べたのですが、

ここで書いてたことがあるので、

そちらの言葉を知っているとして、続けます。

 

歯は『海綿骨(かいめんこつ)』と呼ばれるところを

原則動かします。

この海綿骨は剥き出しという訳ではなく、

『皮質骨(ひしつこつ)』と呼ばれる骨が

バリアのように覆っているのです。

 

バリアですから、歯がその骨を超えていくのは、

至難ですし、完全に超えてしまうと、

歯の根っこが骨から出てしまうという状況になります。
(エヴァンゲリオン的に言うとATフィールドってやつかな)

普段も意識はするのですが、

やはり、個人差というものがあり、

一般的に大丈夫だろうという計画を立てて、

歯が動きにくいなとか思うことはあったのです。

割合にして、10人に1人、2人ぐらいでしょうか。

 

勿論、それにより、治療が破たんするぐらいの

出来事って訳ではないのですが、

皮質骨の近くに歯の根っこがあると、

なかなか動かない場合もあります。

自分が思っている場合より皮質骨が太いと・・・・

 

って、全然言っている意味解りませんね。

図を用いてみますね。

私がCTの写真を初めて見たときに、

見てないときと比較して、

凄い解るようになったというのは上の顎なのですけど、

それの説明をすると大変長いので、

今回は下の顎を用いての話をしますね。

 

下の顎の方自体は、上の顎に比較して、

CTの恩恵を受けているって訳ではないのです。

つまり、CT無くてもまぁ予想できるかって感じですけど、

画像として解りやすいのでね。

図1

これが、下の顎を下から見たものです。

本当は、CTというものは、

こういう風な写真なんです。

ええっ、2Dってやつです。

 

それを何層も撮影しているから、

重ねて前回までにお見せしている3D(立体)になるわけです。

なので、CT使う医師は、そもそもこういう絵を見れないと

話にならないと思います←大学での上司談。


あの写真は、何を表しているのか

あなたは何と無く解るけど、

微妙にわからないと思うので、ちゃちい絵で説明します。

図2

あの絵に周囲に白いところがあるのが解りますか?

そこが『皮質骨』と呼ばれている領域です。

そして、黒い部分が

『海綿骨』と呼ばれる領域です。

 

基本的にレントゲンとかCTと呼ばれるものは、

歯や骨を白く表します。

この場合、皮質骨は白いので骨と解ります。

ただ、それに比べたら海綿骨は黒いのです。

『ここは骨じゃないのか?』と言われたら、

『いえ、骨です』と答えます。

ただ、骨の密度は少ないので、周囲の皮質骨より

黒くなっているのです。

良く見ると若干細い白いものがモヤモヤしています。

図3

その海綿骨にあるなんか、白い柱たち、

これが歯の根っこです。

 

もう覚えておいでではないかもしれませんが、

今日の文章の最初の方で言いました、

『歯は原則海綿骨の中で動かす』ということになるので、

図4

この緑の矢印の隙間だけで歯を動かすのです。

皮質骨が厚い人、薄い人、海綿骨が厚い人、薄い人、密度が濃い人、

色々個人差がありますので、

このような情報があれば、

それに合わせた治療を選択することができるようになるわけです。

 

※何回も書きますが、この恩恵は、下の顎の骨より

上の顎の骨、歯に有用だと思いますが

あまりにもマニアックになりすぎなので、今回は割愛。

(ネタに尽きたらまた書くかもしれません
←今までにこの文言を書いて、そのままほっぽりぱなしの
話題いくつかありますね(笑))


Category:広島の歯列矯正 | 16:15 PM

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