広島の歯列矯正

子供の矯正治療をする場合の治療の流れのパターン

お子様で歯並びを治したいと思って(もしくは誰かに指摘されて)、

矯正治療を始めることになった時に、

主に4つの時間の流れがあると思います。

図1

左のような4タイプですね。

まず①番目。

子供の矯正だけして、あとは経過観察で、

綺麗に咬む場合。

これが一番理想なのかもしれませんね。

ですが、このパターンは滅多にお目見えしません。

子供の矯正だけで綺麗に並ぶ場合は、

口のなかで起きている問題が小さいので、

そもそも、矯正専門医院を訪れる方も少ないともいえますけど。。。

 

このパターンになるにはなかなかハードルが高いのです。

②子供の矯正治療を一旦行って、終わって、

それから成長が終わるまで待って大人の矯正を行う場合

 

このパターンになる場合の多くは、始めに歯科医院に行ったときに、

そのままの口腔内では将来的に不利益になると判断した場合です。

この場合の不利益と言うのは、

その後の治療の難易度が高くなる、

無くならなくても良かった歯が、そのままの状態では無くなる可能性があるなどです。

 

起こっている問題が大きくならないうちに、

なんとかしておく予防的な意味合いがあります。

そうして、目の前の問題が解除出来れば、あとは子供の成長を待ちながら

経過を観察して、

タイミングが良い時に大人の矯正を始めるというやり方です。

ですので、矯正治療は2段階に分かれます。

(※ただ、子供の治療が終わって経過を観察しているうちに

新たな問題が出れば、そのときはもう一度子供の矯正をしないといけない場合もあります)

 

③子供の矯正から続けて大人の矯正に移行する場合

例えば、さっきの②のように休む時があるというのは、

どちらかというと小学校の低学年とかで治療に介入した時に、

起こるのですが、

女子で小学校の高学年から始めたり、男子で中学校から始めたりした場合に、

②と同じような目的で治療を行うと、

その治療中に成長が終わってたって時もあります。

そんな時は、そのまま大人の矯正治療に移行します。

 

また、これは歯科医院で色々意見などがありますので、一概にそうは言えないのですが、

成長著しい時にその力を利用して治療する装置などを使用するときに、

このように成長が終わるまで使って、そのまま大人の矯正治療を行うなどの場合があります。

そのときも、子供の矯正と大人の矯正の間に休みはありませんので、

こういう風につながって長期間にわたり治療しているように見えます。

 

④子供の矯正治療をパスして、何年か後に成長が終了した段階で

大人の矯正治療をする場合

 

これは、子供の矯正治療で介入してもそんなに大した結果が出ないときなんかに、

成長が終わってから治療を始めることにしてしまうやり方です。

 

子供の矯正治療のデメリットは、装置を付ける期間が長期間になって、

飽きるというのがあります。

また、頑張った甲斐が無く、結局変化に乏しい場合もあります。

その結果、大人の矯正治療を受けるモチベーションが著しく低下してしまい、

大人の矯正はやーめーた。って結局本末転倒なこともあります。

 

何か本末転倒なのかを書きますと、

私達矯正歯科医は、矯正治療を受けて頂くのであれば、

可能な限り自分が思っている咬み合わせにしたいと思っています。

 

その咬み合わせにするのに一番優れているのが

大人の歯列矯正で良く使用されるマルチブラケット装置と呼ばれる装置です。

例えば神様が『お前は、○○装置を使用せず治療を行え』と制約ルールを作られたとして、

他の装置であればなんとか代用が出来るものがありますが、

こればかりは残念ながら代用出来る装置がございません。(現代の科学力では。。この装置を使う以外でそれと同等な結果を出すものはないと思います。)

 

この装置を本格的に使用して良いのは、成長がほぼ済んだ大人以降なのです。

(理由は後日、覚えていたら。。。)

ですので、可能な限り大人の矯正治療は受けてもらいたい。。

 

それで、子供の矯正治療を受けて、努力の割に結果が出ず、

そのまま大人の矯正治療を受けるモチベーションが無くなるのであれば、

もともと子供の矯正治療はやらない方が良いという矯正歯科医も世界にはおられますです。

 

以上子供の時からの時系列を並べてみました。

 

 

 

 

 


Category:広島の歯列矯正 | 12:53 PM

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