広島の歯列矯正

専門医審査への道(症例集め)

どうも、広島の矯正 医院です。

本日は、私自身の四苦八苦ぶりを

書いていきますね。




前回書いたのですが、

『専門医』になるためには、

10種類のカテゴリーの症例を

集めないといけません。


➀アングルⅠ級咬合を治したもの(できれば抜歯症例が望ましい)
➁アングルⅡ級(ハイアングル症例)
➂アングルⅡ級1類(抜歯症例)
➃アングルⅡ級2類
➄アングルⅢ級(非抜歯症例)
➅アングルⅢ級(抜歯症例)
➆開咬
➇早期治療症例
➈成人治療症例
➉保険適用の認められた症例


私的には、➀~➂と➈、➉は

現段階においても、

1症例どころか、

複数の方の症例をそろえられるのですが、


➃➄➅➆➇については、少ないんですよね。



まず、➇の早期治療症例ですけど、

これ年月かかるんです。

例えば、9歳の人が来たとしますよね。

そこで子供の矯正をして

なんだかんだ成長が終わるまで待ちます。

成長が終わるのが14歳だとして、

そこから大人の治療を開始。

2年ぐらいで終わったとします。

それで16歳です。

そこから、治療終わって2年後に安定している

ことを証明する資料が必要になるので、

18歳で、最終資料を取るわけです。

最初に9歳で来たと仮定していますので、

実質9年かかってますよ。

この間、当然、一人の医師(試験を受ける医師)が、

最初から最後まで診ないといけませんから、

1つの就職先に、長い間、勤めないと

診ることが出来ないということになるわけですよ。

私は広島大学歯科矯正科に7年いたわけですけど、

歯科医師となって、最初に担当になった患者さんが

ようやく、対象となっているわけです。

大学に残っている人であっても、

海外に1年とか留学している間に

他の人が見ていた場合は、

厳密に言えば、診ていることになりません。

という訳で、私が、広島大学病院で治療した患者さんに

関しては、今回のこの試験では使いません。
(試験には、患者さんの同意のサインもいるので、
今更って感じもしますし)

今の花岡矯正歯科クリニックで治療した患者さんを

提出するような感じになると思います。

ここに勤めだして8年ぐらいですかね。

ようやく、このカテゴリーの方が出てき始めました。



次に、

➄アングルⅢ級(非抜歯症例)
➅アングルⅢ級(抜歯症例)
➆開咬

この3つの分野ですが、

これまた、当院では患者さんが少ない。。。

いや、来られますよ、下顎前突の方も開咬の方も。

でもね、専門医院だからこそだと思うのですが、

外科矯正した方が良いんじゃないという方が

大半なんです。

外科矯正というのは、全身麻酔科の手術を併用して、

下の顎を後ろに下げたり、上の顎を上にあげたりして、

治療後の歯に負担が少なくするため、

もしくは顔の形にコンプレックスがある人には

大変有用な治療なのです。

ただ、この審査に関しては、

この➄➅➆カテゴリーで外科矯正の症例は

出してはならないことになっています。。。

さらに、出来るだけ、

最初の不正咬合の程度がひどいものを

持ってこいって、、、。


さらにさらに、不遇なことに、私にも

このカテゴリーで試験に出せそうで、

治療も結構順調であった方がおられたのですが、

その方が、大都会に引っ越されて

途中でその土地の先生に引き継ぐという

悲しみも2例ほど。。。。
(※この場合試験に出せません、ええっ。)


という訳で、当院的には、

ここのカテゴリーが揃いにくいのです。




最後に、

➃アングルⅡ級2類症例。

このカテゴリーに当てはまる日本人

数が少ないんです。

この試験では10個のカテゴリーで

1つだけ代替え(違うカテゴリーの症例に替える)

しても良いのですが、

代替えしている人は、

『このカテゴリーを代替えしよう』

と思っている人、多いはずです。


私的にもこのカテゴリーを代替えする可能性が高いかなと

思っていたのですが、

先ほど書いた通り、➄➅➆の分野が少ないので、

そちらを代替えするかもしれない可能性も

出てきています。

そんな訳で、この➃カテゴリーは、

代替えしないで良いのであれば、

それが、いいな~と思い、

私の中では、いけると思っている症例ですけど、

他の人から見てどうなのかな~と、

お伺い立てたのが、

先の学会の認定医更新の時に、

提出した症例だったのです。

(認定医の試験に出した症例と

専門医の試験に出した症例は

被らせても良いのです)


図1
これが治療前









図2
で、これが治療後です。







審査の先生の意見では、

酷評では無かったので、

取りあえずこれを出してみることが

出来そうです。


このように、マンガ、ワンピースの

船員を集めるように

1つ1つのカテゴリーの中で、

試験に通るかどうかを吟味して、

合格できそうであれば、

試験を受けるようになります。



Category:広島の歯列矯正 | 14:03 PM

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