広島の歯列矯正

歯科矯正用アンカースクリューの歴史を軽く

楽しいことは、あっちゅう間、

ということで、お盆終わりましたが、

ちゃんと仕事してます?皆様方。

広島の矯正歯科医院であるここは、

16日から仕事していました←褒めて(笑)




前回の小話のような理論で、

例と挙げていた棒ですが、


この棒を矯正治療で使用できないか?

という考えのもとである治療法が出来ました。


それが、『アンカースクリュー』といわれるものです。

その治療法が出来た時には、アンカースクリューというものではなく、

形が大きく違っていたものも使われていました。。。かな?
(まだ実際には使ってる方もおられますからね)


なぜ、こんな書き方をしたのかと言えば、

2000年代前半においては、アンカースクリューという名前ではなく、

『矯正用インプラント』とか『Temporary Anchor Device』とか、

名前がついていて、

『歯科矯正用アンカースクリュー』と呼んでいた人は皆無だったのです。


まぁ、例えると当院の近くにある大型電気屋さんは

『エディオン』と言いますが、ちょっと前まで『デオデオ』でしたよね?

さらに昔の人は『ダイイチ』と呼んでいましたから、

エディオンと呼ばれてもなかなか馴染むのに時間がかかっていますよね。


アンカースクリューはエディオンと呼ぶみたいなものです。

名前は、どうでも良いのですが、

まだ、私も馴染んでおりません(笑)


アンカースクリューは、治療の選択肢を増やすことになりました。

この治療法であれば、ヘッドギアーなどを

患者さんに使用していただかなくても良くなりましたし、

歯を抜かずに治療する確率を上げることにもなりますし、

生まれつき、何本か歯が無くなっていた場合でも、

治療をスムーズに出来るようになりました。



この治療法、本格的にされ始めたのは

1990年代後半です。

ただ、当時は歯茎を一旦切り剥いで

骨に直接埋めて、そしてまた歯茎で覆って縫うという

作業が必要でした。

そうなってくると、

普通の矯正歯科医院で簡単には出来ないな~って

感じです。

口腔外科医などと一緒にやることになるので、

やりたいけどな~、他の先生のとこに何回も説明いくのめんどくさいな~←えっ?笑

など、少し敷居が高い感じでした。




日本で、そうこうしているうちに、

2000年代前半に

韓国から単純な構造のモノが入ってきたのです。

本当にどっからどう見てもただのネジ!!

5





dual-02


このネジをドライバーに似たものに装着。








図5
横の絵のように骨の中に入れていくんですわ。








そうすると、下の絵のようになります。


図6


矢印がついているところが、そのネジが入ったとこです。







このネジを前回の神様の棒として扱っております。

このネジは、理論上は力をかけても動きません。

この『動かない』というのはとても大きなメリットです。

ですので、棒を入れた人を神と表現したのですね。



ただ、この文章は10年前の文章を改編しています。


まだ、10年前は薬事法という法律を通っていませんでしたし、

実際に、このアンカースクリューを使用して

治療した症例は少なく、半信半疑でありました。


つまり、どのくらいが成功して、

どんなときに失敗する治療なのかが

まだまだ情報が少なかったのです。

この自称神さまが

実はペテン師ってこともありえる

可能性も残っていたのですよ。


だから10年前には、自称という言葉を付け加えていました。

それを現在改編していないという訳です(笑)

(絵を治すのもメンドクサかったので)


10年前に、急速に日本の矯正歯科医で広まったので、

その当時は、教える人もそんなにいませんし、

先ほど書いた通り情報、結果などが蓄積されていませんでした。

なので、多くの医院では見様見真似で

導入したり、やったりしており、

その医院でアンカースクリューを使用した

初めての患者さんになる可能性もあったのです。。。
(当然、その旨は患者さんに伝えていると思いますけど)


さらに言えば、その当時、

この治療法は『薬事法』という法律では認められていませんでした。

つまり、日本の厚生労働省は関知していない治療法だったのです。

なんか、体に不利益なことが起こっても、

知らないよ~のスタンスですね。



この治療が、薬事法というもので認められたのは、

ようやっとの2011年でした。

ようやっとと書きましたが、案外早いらしい。。


その時に登録された名前が

『歯科矯正用アンカースクリュー』となりましたので、

現在は、それで統一されています。




実際の使用法とかは、また。

追伸:次の文章からは、新たに今回加筆した部分です。

お盆休みに書いたんですから・・褒めて←本日2回目(笑)


Category:広島の歯列矯正 | 16:52 PM

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