広島の歯列矯正

ロス法の先入観

どうも~、高校の時に、

数学より日本史の方が得意だった

広島市の矯正歯科医です。





高校1年の時に科目であった倫理も

結構良い点でした。

倫理で習うのは、ギリシャのソクラテスの時の考え方や、

キリスト教、イスラム教、儒教、仏教など

そんな感じのものばかり。



テスト範囲が

キリスト教であればキリスト教信者、

仏教であれば、仏教徒などその宗教の信者になった気分で

覚えるとなんか覚えられるような気がしたので、

『なんちゃって信者』となっておりました。

今でいうところの『モデリング』という手法を

知らず知らず使っていたというところでしょうか。


さて、この前のセミナーで仕入れた、

『ロスのやり方』と言われる治療手法の

備忘録的な扱いとして、

記すことにします。

ただ、先ほどの倫理の勉強と同じように、

上っ面だけで、なんちゃってロス派ですよ。

(※私自身では納得していない部分も
あるので、詳しく習いたいときは、
ちゃんとロスの講習会に行って下さいね)



私が、このロス法というものに

最初に触れたのは、

2003年に発刊された本です。

本の名前はそのままズバリ『Roth Orthodontics』。

その本が、

ロス法とかやっていないのに、

なぜか、2003年当時の

うちの診療室に存在していた為、
(多分ね、頂き物なんだと思うんです)
読んでみたんです。


医局に入って3年目ぐらい、

その前にもっと主流の技法の流れの本は

読んで理解は出来ていたので(やり方の賛否は問わずですが)、

同じように読むわけですよ。


その当時、同じぐらいの時期に、

前回までの中で幾度かお名前を登場させていましたが、

筒井照子先生という先生の講習会にも

行っていましたので、

顎関節の知識も少しついてきていました。

っていうか、そもそも私の大学院の研究は

顎関節関係なんだから、

勉強していないとおかしい分野。

医局入ってそこまでで2年以上勉強しています。



ちなみに、その当時から、

私の顎関節に対する意見としては

何個かあります。

そのうちの2つだけ書いておきます。

➀関節円板が落ちてしまえば、

それを復位することは、

少年野球チームがカープに勝つぐらい

難しいということ(←。。。。あれ?これでは起きるかも?笑)


➁少なくとも、顎関節の位置は、

最後方位ではないこと。

ですので、下顎位を探そうと思って

ドーソン法というものをするのはもっての外。

(※私達の大学時代は、下顎の中心位というものが、

関節窩の最後方位と習っていた最後の年代ぐらいです。

ですので、これをワザワザ書かないといけないのです)


この2つは今でもそう思っております。

はい、脱線しすぎました。


そんな訳で、

医局に入ってまだ3年目でしたけど、

顎関節に関しては

医局の他の人に対しても知識はあったと、

自負しながらこの本を読むわけですよ。



取りあえず、本の冒頭の顎関節がいかに大事か

などなどのページはメンドクサイので飛ばして(←えっ?笑)

診断をするための手順などを

ちょっとばかり、斜め読みして(←へっ?笑)

実際の治療した症例を見てみる。



まず、スプリント入れてみて、

何カ月後の写真を見ると、

か、かい、開咬。。。

おーい、全部開咬じゃん!(゚Д゚ノ)ノ

最初より咬み合わせひどくなってるじゃん。。

それも結構酷いよ、これ、訴えられてもおかしくないぐらいよ。。。


例えるなら、冷戦時代に、

日本からヨーロッパに行きたいのに、

飛行機がなぜかアラスカのアンカレッジ空港に

降り立ったみたいなイメージ。

『どこがヨーロッパやねん!騙された!』



その開咬から、普通に治療をしたりもしてるけど、

何例かは外科手術してるし。

どう見ても、外科手術無しでの治療が出来そうなのに、

なぜ、ワザワザ外科矯正に持って行っているんだと

いう訳ですよ。


また、外科矯正を選択していなくても、

『自分の手でワザワザ開咬にしておいて、

その開咬を閉じて治療をするという』この2度手間感。



スプリントをしている期間も最低半年で、

長いと1年半とかしているし。

矯正治療をしてほしいと言っている患者さんに、

矯正治療の前に長い期間違うことをするんですよ。

患者さん、嫌になるわ。


ここまで、2003年時代の私の考え。

この時点でロスのやり方については、

完全にシャットダウン。信号停止なのであります。

講習会も高いですからね。


2003年時代の当院に存在していた本、

『Roth Orthodontics』も

資料庫隣の本棚(あまり本の出し入れしない本棚)に、

それから一度もその本が出されることなく

大事に大事に保管されておりましたとさ。





冷戦時代、現在ロシアがある地帯は、

飛行機が飛んでいると撃ち落とされることになっていたのです。

ですので、今みたいに、そこら辺を飛ぶわけにはいかない訳。

その当時は、長距離飛ぶ飛行機が無いので、

一度、アラスカで給油をして、

北極を飛び越えてヨーロッパに向かっていたのです。


ということを知っていれば

アンカレッジに行っても心配することは無いですよね。



2003年当時に、

このような説明をして頂ければ、←あくまで他力本願(笑)

ロス法を私の中からシャットダウンをする

必要は無かったかもしれません。


今回のセミナーで、

その開咬にする訳(違うな、開咬になる訳)を

ちゃんと聞けましたので、

次回の記事では全力で2003年の私に

説明をしてみることにします。















Category:広島の歯列矯正 | 13:58 PM

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