国家試験など

レジンリムービングプライヤーとバンドリムービングプライヤー2

歯科衛生士国家試験まで約1ヶ月なので、

今回は、1日で続きを書いてみました。

良く頑張った私(笑)






それでは、昨日の続きです。

レジンリムービングプライヤー

バンドリムービングプライヤー

両者とも、『リムービング』という言葉が入っています。

リムーブはremove 日本語訳では、『取り除く、外す』などになります。


つまり、

『レジン』を取り除くプライヤーと

『バンド』を取り除くプライヤーなのです。


レジンというのは、マルチブラケット装置で使用している接着剤の材料で

ある場合の意味がほとんどです。

・・・ってここまで書いて気付いたことがありますわ。

歯科衛生士教本の中では『レジンリムーバー』って名称になってる。。。

マジか。。。まっ、まっ、リムーブの活用だから一緒一緒←強引。



さて、それでは写真を。

DSC_1016

上がレジンリムーバーで

下がバンドリムービングプライヤー。

形が似ていますね。









もうちょっと違いが解るように

写真を撮るとこんな感じ。

DSC_1019

左がレジンリムーバー、

右がバンドリムービングプライヤーです。

先端が違います。(PCでは図をクリックすると大きくなります)




図1

矢印のところに注目ですね。

レジンリムーバーは、先端同士が当たっていますが、

バンドリムービングプライヤーは、

先端同士は、当たっておらず、すれ違っています。


バンドリムービングプライヤーは、以下のように

使います。

図7

トンカチっぽい形をしている部分を、

歯の咬合面に当てて、

もう一方は、このようにバンドの歯肉側の辺縁に当てて、

先端同士を閉じていきます。


図8
そうすると、

このようにバンドが歯から外れていくという訳です。






拡大した断面図はこんな感じ。

図3

歯の周りにバンドが付いていると思ってください。

本当は、バンドがこんなに太くはないですけど、

説明しやすいように許してね。




図4

一方は歯の咬合面。

もう一方はバンドの歯肉側の辺縁に。








図5

そして、閉じていくと、

バンドの辺縁側の先端が

バンドの辺縁を押し上げますので、

このようにバンドが上に上がります。

こうして取るわけです。



一方、同じような形をしたレジンリムーバーを

バンドを外すのに使ってみましょう。


図6

レジンリムーバーを使用した場合、

その形状から、バンドの辺縁に当てようとすると、

トンカチみたいな部分はバンドの上の方の辺縁に

置かざるを得ません。






図7

ですので、どんなに歯肉側の辺縁を上に上げようとしても、

上から押さえつけられている訳ですから、

バンドは外れません。




っということで、バンドリムービングプライヤーは、

先端がすれ違っているから、

バンドを外せるのに使えるということが解りました。

どっちがバンドリムービングプライヤーで、

どっちがレジンリムーバーかが解らなくなったら、

バンドを外せる形状かどうかを想像してみてくださいね。



じゃ、レジンリムーバーは、何時、どう使うのかというと、

だいたい、ブラケットを外した後に残った、

レジン接着剤を取るのに使います。


図6
このように、同じくトンカチ部分を

切縁や咬合面に当てて、

もう一つの先端は、レジンが付いているところに当てます。

そして、そのレジンを引っぺがすように、動かします。

もう、鉄に付いたサビを落とす如くです。



図2

そうして、レジン接着剤を取った状態が、

青丸のところです。

ですので、このように

先端同士が当たる形状で、

レジンを落とす際に、

力が入りやすいようになっております。
(すれ違っていた場合、テコの関係上弱くなると思います)




形がほぼ同じで、

先端の違いみたいなちょっとの違いがあるだけなのに

全く違った場面で使われるこの2種類なので、

問題に出したくなるんでしょうね。


なんて嫌らしいんでしょ。

勉強をちゃんと頑張ってくださいねのメッセージが込められているのですね。

なんて、深い親心なんでしょう(棒読み)









Category:国家試験など | 18:45 PM

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