広島の歯列矯正

リンガルアーチについて

何年か前にやっていたブログを

再利用して書いてみることにします。

リンガルアーチという装置があります。



横文字が苦手な方や外来語反対運動をされている方の為に(どんな運動?(笑))、

日本語にしてみますと、

『舌側弧線装置(ぜっそくこせんそうち)』。

 

・・・・・うん、やっぱリンガルアーチの方がいいですかね。

それでは実際に写真を。

コピー ~ DSCF0001

このように、奥歯を土台にして使う装置です。

舌側という言葉通り、歯の裏側に金属が通っています。(舌側の反対は唇側といいます)

 

絵で描いてみますね。

 

図1

 

絵に書いてみると、こんな感じです。

(貧相な絵ですこと)

 

小さな名前がついていますが、それについては、

また解説出来たらしますね。

 

この歯の後ろにある針金全体を

リンガルアーチと言います。

歯の裏にあるから、前から見られても

基本的には見えません。(見えにくいです)

時たま見えるように使用することもありますが、

基本的には見えません。

 

この装置は、応用が効くので

結構色々な症状の患者さんに使用しております。

 

装置の内訳なんですけど、

奥の方の歯にワッカ(バンドと言います)を付けます。

通常は第一大臼歯と呼ばれる歯です。

(第二大臼歯につけたり、Eという乳歯に付けられる場合もありますが)

 

絵の中にSTロックと名前が書いてあるところがありますが、

これは医院によって使用する物が違います。

当院ではSTロックというものを使っています(時間があればまた解説します)。

これにより、当院に来た時に、

装置の大事な部分を外して、

調節してまたお口の中に入れるということが出来ます。

※基本的に患者さん自身が装置を外すことは出来ないようになっています

 

STロックの針金は短いので、そこから絵のように歯を全体的に

沿わすことは難しいです。(うん、物理的に)

 

ですので、同じ太さの針金を貼り付けます。

ノリや接着材で引っ付きませんので、

代わりにロウという金属を接着材代わりにして、

金属同士をひっ付けるロウ着と言うものを行います。

(これもまた覚えていたら解説するかもしれません)

 

 

典型的なリンガルアーチでは、この針金は原則として

全ての歯に少しずつ当てるように作ります。

 

さて、ぶっちゃけ、そんな組成なんか知らんでもいいんじゃという方が

多数ですので、これまた典型的な使い方でリンガルアーチを使用してみましょう。

 

図2

例えば、一本奥に歯が入っている場合があったとしましょう。

先程言った通り、

奥歯にバンドという歯に沿わして針金を曲げます。

 

ただ、この針金が沿ったからと言って、歯が動く訳ではありません。

そこで細工します。

 

図3

今曲げてある針金より細い針金を

ロウ着という名の金属と金属をひっ付ける魔法で、

絵のように付けます。

 

この曲げ方も色々な状況、色々な人により

 

千差万別ですが、
とりあえず今回は下のように曲げて見ました。

ちなみに、細い針金は本当は銀色ですが、

あまりにも解りにくかったので

ここでは赤色の線で表してます。

図4

 

 

 

 

ただでさえごちゃごちゃした絵になるのに、

 

バンドとか書くともっとゴチャゴチャになるので、

一部だけ取り出して書いてみました。

①~④の様に、手作業で曲げて行きます。

大体1~5分ぐらいでしょうか。(ぜんぜん大体じゃないっすね(笑))

 

そして、曲げ終わったら口の中に戻します。

(曲げてる途中にも、長さを測ったりするために、

一瞬口の中に戻したりはします)
口の中に戻すとこんな感じです。

図5

 

 

 

 

引っ込んでいる歯に、細い針金を引っ掛けます。
さて、これからどうするのか?
それはまた次回に。

 


Category:広島の歯列矯正 | 15:25 PM

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