広島の歯列矯正

歯の型をとること

このブログでは、矯正治療について書こうと思っています。

まぁ、ゆるりと読んでくださいませ。

歯列矯正をしようと思って、矯正歯科医院に行ったとします。

まず、行うのが初診の相談です。

ここで、色々なお話を歯科医師として、

やるかどうかを決めるわけです。

もし、やるということになったら、

多くの矯正歯科医院では検査を行います。

検査項目としては

①口の中の写真を撮る

②顔の写真を撮る

③レントゲン写真を撮る

④口の中の模型を作るための歯の型取りを行う

⑤口の中を視診・触診したり、患者さんの問診

を行います。

それでは、本日は検査の項目の一部、

『患者さんの口の中の模型を作る』

っていうお話をしますね。

矯正治療を受けられたことがある方以外にも

やられたことがあるかもしれません。

私達は『型(かた)をとる』とか、『印象(いんしょう)をとる』とか

呼んでいます。

こう言われたら、今から書くことを行うと思ってくださいね。

歯科医師もしくは衛生士が行います(行えます)。

私は、この印象をとるのは

やるのもやられるのもあまり好きではありません(正直)。

でも、印象を採ることには多くのメリットがあるので

がんばってます。。。。

好きでない訳は、途中途中で話していきます。

なんか図を描いた方が反応がよろしいので(気のせいか?)

図を使って説明しますね。

(もっとボキャブラリーがあればいいんですけど)

印象を採るときに、私がよく使用するのは

アルジネート印象材ってのです。

いつもどおり名前はどうでもいいんですけど。。

で、アルジネートはピンクやらオレンジやら緑やら

色んな色をしている粉です。

どれもこれもドギツイ色しているような気がしますが。

私は、このアルジネートはあんま好きじゃありません。

なんか、匂うんです。化学物質~~ってな匂いが。

ハァハァ (°∇°;)\( ̄ –  ̄ ) ってどんな匂いやねん!

と突っ込みをさらっと入れておいて(笑)

匂いは、まっ、皆様方がされるときに感じてみてください。

それで、この粉をゴムのうつわに入れて

水を入れます。






そして、こんな棒(スパチュラって言います)を持ってきて、






クルクルと取りあえず混ぜます。

一生懸命混ぜます。

力の限り混ぜちゃうわけです。



水と粉を均等に、なおかつ空気を入れないように

20秒~1分弱の間に確実に混ぜないといけません。

なぜなら、それ以上時間掛けちゃうと

このピンクのやつは固まっちゃうのです。

このブログ衛生士さんも読まれているので、

恥ずかしいんですが、

私、この操作がまず好きじゃありません。

夏場なんて汗が出てきますもん。

(痩せろって言われますが)

絶対にこの混ぜ混ぜは衛生士さんの方が

うまいと思います。

衛生士学校でこれの実習もあるみたいなので。

昔のことですが、自分の知り合いの衛生士に聞いてみると

『先生って料理しないでしょ。料理するようになると

もうちょっとうまくなるんじゃないですか。』といわれました。

ヘ(´o`)ヘ とほほ・・・・

さて、話がおかしな方向に行ってしまったので

戻します。

無事に確実に混ぜ混ぜ出来たら

だいたい、セブンイレブンの

『ミルクたっぷりとろりんシュー』のクリームぐらいの

柔らかさになりますので(私このシュークリーム大好き!!)

下の絵のように、さっきの棒ですくって

右の入れ物(トレーと言います)に

詰めます。





詰めたらこんな感じです。






そして、このピンクの分を詰めたやつを

使用します。

患者さんの口を大きく開けてもらって、



横から見た図ですが、こんな風に押し付けます。



こいつが固まるまで、2分ぐらいかかりますので

待ってもらいます。

固まったら

パカっととると歯の形のように窪んでいます。



皆さんが、見るのはココまでです。

この続きは図の関係上、またにしましょう。

最初にこの印象をとるのはあんまり好きじゃないと

言いましたが、説明がまだでしたね。

それでは、患者さん側と矯正歯科医側に立って

両方説明していきます。

まず患者さん側です。

ピンクの奴がちゃんと全部口の中に入れば良いのですが、

印象を採るのがヘタクソになればなるほど、

唇や顔、挙句の果てに服や髪にピンクの奴を

付けられる場合があります。

ま~、唇や顔にはちょっとは付く確率は高いですし

水でぬらしたティッシュですぐ落ちますので安心はして

頂いてもいいと思いますが。

私は印象を採る検査は、



患者さんが受ける最初の難関となる

と思っています。

この顔などにピンクの奴が付くから最初の難関と

なると言っているのではありません。

難関なのは

これをすることによって気持ち悪くなる可能性もあ るのです。

どんな風に気持ち悪くなるのか。

ズバリ書きます。

吐きそうになります!!

全員が全員ではありません。

下の顎の型を採るのはあまり、オエッとはなりませんが、

問題は上の顎の型を採るときです。

もちろん吐きそうになる気持ちにならせない努力は

するんですが。

そうは言っても人間には嘔吐反射ってのがあります。

簡単に言ったらある部分にモノが当たると

自然に吐いてしまうってことですね。

これは、皆さんも無意識のうちにやったことがあるかもしれません。

皆さんがお酒を飲んで気持ち悪いとき、

お子さんが変なものを飲み込んでしまったとき

何をしますか?



そう、指を口の中に突っ込んで吐き出そうとしますよね。

私も経験があります。

お酒が吸収される前に吐いた方が

つぶれないと分かっているので(笑)(遠い思い出・・・・・)

指を突っ込んで吐こうとするのは

嘔吐反射を起させようとしているのです。

嘔吐反射が起こる部位は上の顎の奥にあります。

そう、その部分に印象材が当たってしまうと

見事に吐きそうになるわけです。

そう、だから上は気をつけないといけません。

そうならないような工夫は

一応何個かあるんですけど、

今日はここまでです。。

次は、型を採ったとどのようにして口の模型になるのか

とか、矯正歯科医側からあまり好きじゃないこととか

吐かないようにするために考えていることとか

書きたいと思います。


Category:広島の歯列矯正 | 12:54 PM

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