広島の歯列矯正

模型を作る

そう言えば、ここで型を採ることを書いて、

 

それから投げっぱなしだったので、完結させましょう(笑)

約10年ぐらい前に書いていたブログを引用して、

加筆修正しているので、少し若い文章で申し訳ありません。

・・・・・(えっ!?もうあれから10年ぐらい経つのか!)、



今回は、絵で書いたら

まったくもって自分自身で、分からなかったので

妥協して写真でお送りします(笑)
ただ、この写真は連続して同じ人の模型を

撮って行ったのではなく、

技工室にあったものを適当に撮って

都合よく並べ替えてコメントするので、

(そう色々な料理番組で『これが30分煮たところです』というように)

 

歯の形が違うとか、歯の並びが違うとか、

ブラケットがついてなかったのについてるじゃん、

ヤラセなんちゃうん?

 

などという細かい突っ込みはなしでお願い!(^∧^)

 

(ええっヤラセですけど~、何か?)

まず、患者さんに一生懸命耐えて固めた型に

 

粉(石膏)と水を混ぜ混ぜしたものを流し込みます

DSC_0001

この写真の、

左下に映ってる青いものに入っているものが

その混ぜ混ぜしたものです。

青いモノは『ゴムのうつわ』です。

 

 

 

混ぜ混ぜして、

 

DSC_0003

 

こんな風に流し込んでいきます。

全体的に流し込んだらとりあえず休憩♪

 

 

2,30分後、この混ぜ混ぜして柔らかったものが

あ~ら不思議、固まってしまいます。
DSC_0032

 

 

固まったらものを取り外すと

 

 

上の写真のように、歯が見えてきましたね~。

 

で、外した状態が下の写真です。

 

DSC_0034

 

 

うん、これでも咬み合わせは分かりますね

 

治療途中のときに作る模型はこれで終わるときもあります。

 

ところがです。矯正歯科はカッコツケ野郎

みたいなところがあるので

これでは見栄えが悪いという訳です。

 

特に初めての患者さんや、装置が全て取れたときの患者さんとかは、

もっとカッコ良くしておきなさいっと言われてきましたので(笑)、

見栄えをよくして行きましょう。

 

私は、格好付けるために2種類の模型を作る方法を学んでいますが、

 

 

そのうちの一つ『平行模型』というものを今日はご紹介。。。

これからの操作を『台付け』と私達は呼んでいます。

 

読んで字の如く、『台をつけましょう』ってことです。

先ほどとった模型を

下のようにさらにオレンジの囲いの中で石膏に埋めてしまいます

 

DSC_0031
オレンジの器から取りだして、

原型が出来あがりです。

 

 

 

 

 

しかし、このままではザラザラしDSC07019て汚いですし

ところどころ穴が開いたりしているので

綺麗にしていきます。

 

 

穴が開いたところはこのように

石膏を埋めなおして

DSC07020

 

 

 

 

DSC07021

 

ザラザラなところはこのように

紙やすり(耐水ペーパー)で一生懸命磨き

 

 

 

紙やすりでスベスベになってきたな~と思っていると、

 

また穴が開いてきたので、石膏で埋めて、

 

石膏で埋めるとザラザラになるのでまた紙やすりで削り、

 

紙やすりで削ると、またまた穴が・・・・
(ノ≧∇≦)ノ ミ ┸┸ オリャァァ!

このようにこの作業はエンドレスに、無限回廊的に

行われていきます。

 

そうして、穴が無くなりスベスベになったときに

とりあえずは完成です。

 

DSC_0036

 

 

 

 

 

ただ、この模型を作るときは、水を使うので湿ってます。

湿っているとカビ生えますし、もろいですし。

 

ですので、乾燥機に入れて完全に乾かして

最後に石鹸の中にジャボンと入れます

(入れない歯科医もいます、考え方の違いってやつですね。)

 

石鹸にいれるとスベスベになって汚れに強くなります。

余分な石鹸を洗い流し、これにて、模型完成!

やっと患者さんにお見せできますわ。

 

 

 

私がいた大学では基本的に担当医が作ります。

一般開業医では、院長とか勤務医とかが作ることもありますし、

専属の技工士さんや外注でこの模型を作ってくれるとこ(技工所)があるので

そこに注文したりする場合もあります。
この模型、キッチリしているかしていないかで

患者さんの第一印象も違ってきますので(ちょっとだけ)、

とりあえず気合は入れます。

 

このように模型は機械ではなく手作りです。

この模型作るのに時間が掛かるので

何人も作らないといけなくなると、

残業残業で大変なことになることもあることを

お伝えしてこの項を終わります♪
追伸:うちでは急ぎ以外は技工士さんに丸投げなんですけどね。。。


Category:広島の歯列矯正 | 16:54 PM

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