広島の歯列矯正

横向きのレントゲンを撮影した後どうするの?

昨年があっという間に終わりました。

(ブログそんなに書いていないのに)

そんな私が、昨年アホみたいにやったことを

題材に書こうと思います。

 

横向きのレントゲンを撮影することは、

側貌セファロを撮る理由について



側貌セファロ写真から解ること



と、抽象的に書きましたが、

本日は少し具体的に書きます。

 



少し前に、仙台の菅原先生の講演を聴く機会が

あったのですが、

その中で、『アメリカの大学教授が、最近は

若い研修医がコンピューターで

重要な点だけを打つものだから

トレースがちゃんと出来ないと嘆いていた』と言ってました。

 

当院では、まだ診断にコンピューターのシステムを

入れていないので、

(っていうか入れたいのに

どのメーカにするのか悩んでいるので)

菅原先生の所と同じように

アナログにやっております。

っていうか、矯正歯科に残った時から

そうさせられてきているので、

それが普通となっております。

 

その普通を書くので

大したことは無いのですが、

まぁ、興味があれば。

 

まず、レントゲンを撮影します。

今回は、横向きのレントゲンですので、

こんな感じです。

図3
 

つい、3年前までは、

フィルムに現像していましたが、

(写真左)

レントゲンの器械を変えましたので、

最近は、プリントアウトしています。

(ちなみに光沢紙に)(写真右)

 

さて、この写真を鉛筆でなぞる必要があるので、

トレース用紙というのを使います。

漫画を書いたりするときに使うあれです。

図2
この←で示している、

半透明の後ろが透ける用紙です。

・・・これを紙と言っていいのかどうか?

 

トレース用紙をレントゲンの上に置きます。

フィルム時代は、そのままでは見えませんので、

図4
 

このように、光源を置いて、

光を当てながら線をなぞります。

鉛筆と書いているのにシャーペンとはこれ如何に?(笑)

図5
 

今は、印刷したものですので、

光に透かさないでも見えますので、

普通にそのままトレース用紙を載せて

なぞっていきます。

 

何をなぞっているのかは、

今回は詳しくは書きませんが、

なぞるとこんな感じになります。

図6
 

 

えっ?見えない?(笑)

トレース用紙を横にずらします。

ちゃんと絵になってますよね。

図7
図8
絵だけ見るとこんな感じ。

私は、通常分析などで首の骨とかを

なぞることはありませんが、

日本矯正歯科学会の認定医や専門医の

試験においては必須となっているので、

仕方無いからなぞりました。

っていうか、この写真のやつを

試験に出したので、

まっ、私なりの本気のトレースです。

この一枚を書くのに、恐らく、

4,5回はやり直したと思います。

 

衛生士学校の実習生にこれをさせると

大概、ここで目標達成感が出るのですが、

この絵が描けてからが本番ですからね。

この絵はいわゆる地図みたいなものです。

ここから、どのように道順を考えるかというのが、

矯正歯科医の仕事になる訳です。

 

っちゅうことで、本日はここまでで。

 

 

 

 

 

 


Category:広島の歯列矯正 | 18:45 PM

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