前に上の歯と下の歯の割合って
地味に大事って書きました。
もちろん、最初の治療計画の際にも
考慮して考えます。
ということは、歯の大きさを計測する必要がある訳です。
どうやっているのでしょうか?
すごい高度な事を想像されました?
医院によっては、スキャナーしてコンピューター上で
測って結果を出すというところもありますが、、、
うちは、残念ながらそんなことありません(笑)
(でもね、原始的なやり方の方が人情味あふれると思いません?
と心の中で負け惜しみをいってみる。。。心の声)
使うものはこれ。
ノギス
まっ、簡単に言ったらものさしですよ、
も・の・さ・し!
ホントに、原始的ですよ。
そのノギスをこんな風に使って、長さを測るんです。
ノギスの目盛の読み方は、大学に入った時の物理実習で初めて知りました。
上の大きな目盛りが、mmです。下に小さな目盛があるのですが、これが、0.1mm単位。
この場合は、下の目盛の『0』の場所が、上の目盛の7と8の間にありますので、
7mm代ということになります。
で、あとは、上の目盛と下の目盛がピッタリ合うところがあるので、その目盛を読みます。
この場合は下の目盛が『6』のところらへんで、上の目盛の線とピッタリ合っているので、
この歯の幅の大きさは7.6mmということになります。
最初は、このノギスの使い方がいまいち解らなかったので嫌になりました(笑)
ということで、コンピュータースキャナが無い場合は、基本的には
模型で直接長さを測ることになります
模型で長さを測って解るものとしては、以下のようなものです。
①全ての歯の幅
②上の前歯と下の前歯の関係:オーバージェットとオーバーバイトという部分を測ります
③歯列の長さ
④歯列の左右の幅
⑤AngleⅡ級やⅢ級の場合、臼歯部のズレの長さ
①については、今日書いた写真の通りです。
他の②~⑤については、また書いて行きたいと思います。
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