難しい言葉で書くと、
歯列弓長径と歯列弓幅径を測ると言うことです。。。
いらん、いらん、こんな難しい言葉(笑)
そんなに難しいことではありませんから、
図を用いて書いていきますね。
まずは、長径(ちょうけい)と呼ばれるものです。
絵のように前の方を測ったり後まで測ったりするなど、それぞれの歯科医師で測る場所や、重要な場所なんかは、ちょっとずつ違いますが、
結局は、その値と標準値を比べて治療計画に生かすという感じです。
長径よりは、こちらの方が重要かも。
このように、左右の同じ種類の歯の幅を
測ります。
これまた、色々な考え方で、
各々の場所で長さを測るようになりますが、
標準と比較してどうなのかということを調べる訳です。
で、長径も幅径も、上の絵では歯を測っています。
これで解ることは、『歯列(しれつ)の長さ』なんです。
そりゃ~、見たら解るわい、しつこい。。と言われそうなのですが、
もう一度言います。これで解るのは歯列なんです。
決して骨の幅ではない。。。
皆の衆、まだ骨の幅の話はしていないとです。
ですので、骨の幅も測っちゃいます。
骨を切って前から見た断面図です。
上の青色の→が、
先程まで説明していた歯列の幅、
難しい言葉で書くと、歯列弓幅径(しれつきゅうふっけい)。
で、骨の幅は緑の→。ここを歯槽基底幅径(しそうきていふっけい)と言います。
この骨の幅が標準より大きいか小さいかで治療の方針は替わることもありますし、
歯列の幅と骨の幅のギャップがあるかないかなどを確認して、
『歯列』を広げても良いのかどうかなどの判断基準の1つとします。
結局、どっちの幅もたいして違いがないんでしょ?
と思われる方もおられると思いますが、
違いは、大アリです。
歯列の幅は、結構簡単に矯正治療によって変化させることが出来ます。
対して、骨の幅は、矯正治療単独であれば、なかなか難しいのです。。。
ということで、今日はここまで~。
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