広島市の矯正歯科 医院ですが、
最近、マイナーレベルの検索用語で
検索1位とか取っちゃうから、全国的にあるページが見られています。
えっと、1位を取るようなページではないので、
がっかりしている人が多数いそうで困るのですけど。。。。
あんな拙い絵のページですのに。。。
さすが、world wide(笑)
さて、気を取り直して、本日も続き書きます。
※今回からは当院(というか私)の意見ですので、
他の医院と考え方が違うこともあります。
特に最初に当院に相談に来られた方に、
解っていただくためにお話する内容ですので、
正確な数字ではありませんし、完全に解明されていることではなく、
色々と討論されていることの一意見としてお読みください。
この前は、
①親と子は似る
②でも完全に遺伝だけで顔が決められているんじゃないと思う。
ということを書きました。
遺伝に関しては、現在の医療、
というか将来に渡って歯科医師が、どうにか出来ることではありません。
これが『神の領域』っていうものです。
ただ、遺伝だけで顔が決められているわけではないのであれば、
その遺伝以外のもの(環境)にはアプローチすることができるだろうという
考えのもとに子供に対して治療を行うことはあります。
それでは、『遺伝』と『環境』ですが、
将来の顔を決めているのはどのくらいの割合なんでしょうか?
当院に来られている患者さんのイメージはこんな感じです。
『遺伝』50%、『環境』50%。
これが最低レベルかな~、
中には
『遺伝』10%、『環境』90%ぐらいのイメージの方もおられます。
たとえば、
『とても小さい時からやっていればだいぶ変わってましたか?』
とか
『硬いものを食べさせて良ければよかったのでしょうか?』
などをお話される方が多いのです。
つまり、生まれて育てている過程で、
自分達で介入できることが、あったのではないかと、
必要以上に思っておられる方も結構おられます。
ですので、感覚としては上の数字になるのです。
私が考えている、成長の方向や量に影響を与える
『遺伝』と『環境』の割合は
80%対20%ぐらいです。
言い換えると、
子供達の成長に、
私たちが介入できるのは、せいぜい20%の範囲であるということです。
残りの80%は、どうやってもそうなると思っています。
逆に言えば、何もしなくてもそうなるものだと思っています。
この介入できる割合は、どちらかというと矯正専門医院の方が
一般歯科医院(矯正以外にも色々治療している普通の医院)より、
低く考える傾向があるような気がします。
おそらく、前回書いた『神の領域』先生に至っては、
せいぜい5%ぐらいじゃないですかね。
それでは、『成長に関しては、
矯正治療においてどう介入していくのか?』ですが、
歯科医師国家試験の時に出された問題を解くために
私が覚えたことを次回に書きます。
そして、その覚えたことの中で
現在の私は信じなくなったこと(使用していない装置など)
をその次に書かせていただきますね。
カテゴリー
-
最近の投稿
アーカイブ
- 2020年9月
- 2019年4月
- 2019年2月
- 2019年1月
- 2018年12月
- 2018年11月
- 2018年10月
- 2018年5月
- 2018年4月
- 2018年3月
- 2018年1月
- 2017年12月
- 2017年11月
- 2017年10月
- 2017年9月
- 2017年8月
- 2017年7月
- 2017年6月
- 2017年5月
- 2017年4月
- 2017年3月
- 2017年2月
- 2017年1月
- 2016年12月
- 2016年11月
- 2016年10月
- 2016年9月
- 2016年8月
- 2016年7月
- 2016年6月
- 2016年5月
- 2016年4月
- 2016年3月
- 2016年2月
- 2016年1月
- 2015年12月
- 2015年11月
- 2015年10月
- 2015年9月
- 2015年8月
- 2015年7月
- 2015年6月
- 2015年5月
- 2015年4月
- 2015年3月
- 2015年2月
- 2015年1月
- 2014年12月
- 2014年11月
- 2014年10月
- 2014年9月
- 2014年8月
- 2014年7月
- 2014年2月
- 2014年1月
- 2013年12月
- 2013年11月
- 2013年10月
- 2013年9月
- 2013年8月
- 2013年6月
- 2013年5月
- 2013年4月
- 2013年3月
- 2013年2月
- 2013年1月
- 2012年12月
- 2012年11月
- 2010年9月
- 2010年8月
- 2001年4月
記事検索
リンク
-
良く読まれている記事