広島の歯列矯正

子供の成長と治療について(その4)当院でやらない治療

成長期において、以下のような傾向がある時は、

国家試験で出題される問題を解くときに必要になるので、

治療の時に使用する装置なども以下のように覚えましたことを

前回お伝えしました。



 

上顎前突

①上の顎が出ているタイプ→上の顎を抑える治療

使用する装置:ヘッドギアーなど

②下の顎が後ろにあるタイプ→下の顎を前に出す治療

使用する装置:アクチベーター、FKOなど

 

下顎前突

①下の顎が出ているタイプ→下の顎を抑える治療

使用する装置:チンキャップなど

②上の顎が後ろにあるタイプ→上の顎を前に出す治療

使用する装置:上顎前方牽引装置(プロトラクター)など

 

ただ、歯科医師になって早15年、

そのあとに読んだ論文やら、自分の治療した時の感覚やらで、

『使えないな~』という治療もあります。

当然、これは私の感覚ですので、

絶対に正しいというわけではなく、

そういった立場で現在治療を行っていると

思っていてくださいませ。

(※もっと言っちゃうと、もしかしたら将来的には再採用している

可能性も無きにしも非ずですが、

私たちは、今の段階では使用しないことが

良いと判断して患者さんには説明しています)

 

 

さて、これだけ書いておいているのは、

その装置を使用している医院があり、

それが効果を出している可能性も否定できないので、

私の書いているこの文章が、絶対では無いことを

念頭に読んでいただかないといけないからです。

 

それでは、書きますね。

私は、下の顎の成長を抑え込む治療は、

採用しておりません。

上の顎の成長を抑え込む治療についても、

あまり信用はしていません。

(ただ、ヘッドギアーという装置は使用することはあります。

これは、使う意味合いが違うのですけど、

そのお話はまた。)

○△×で表すと、こんな感じでしょうか。

 

上顎前突

①上の顎が出ているタイプ→上の顎を抑える治療

使用する装置:ヘッドギアーなど

②下の顎が後ろにあるタイプ→下の顎を前に出す治療

使用する装置:アクチベーター、FKOなど

 

下顎前突

×①下の顎が出ているタイプ→下の顎を抑える治療

使用する装置:チンキャップなど

②上の顎が後ろにあるタイプ→上の顎を前に出す治療

使用する装置:上顎前方牽引装置(プロトラクター)など

 

ただし、みんなが矯正治療と解る装置、

つまり、『マルチブラケット装置』を使用した場合の

信用度のランクは

 

△のしるしをしたところの説明については、また。

今は×がついている、

下の顎の成長のお話を。

基本的に、育ちゆく下の顎の成長を

どうにかして抑える方法は無いのではないかと

私は感じているのです。

(色々と論文的にも無理って書いてあるのありますけど)

 

人の身長を伸ばさないように、

頭のてっぺんから押さえつけてずっと過ごしていれば、

身長が低くなる可能性があるかと言えば、

それをイメージできますか?

同じようなことを下の顎に対しているということです。

 

うん、チンキャップというものが、

どういうものか書かないとイメージ湧きませんね(笑)

それについて書きましょうね。

 

 

 

 


Category:広島の歯列矯正 | 12:39 PM

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