という訳で、引っ張りましたが、
ANBについて書いていきますね。
まぁ、誰得?なお話ですよ。これは。
ANBは、上の顎骨と下の顎骨の前後的な位置の関係を示したものです。
・・・・今の一行忘れましょう。ええっ、ええっ、忘れてしまいましょう。
シンプルに書いたつもりなんだけどな~、
なんか文字にするとエライ難しく感じる。
そうですね~、もっと簡単に言うと、
上顎前突(出っ歯)の傾向があるのか下顎前突(反対咬合、シャクレテる)
の傾向があるのかを、感覚ではなく数にして表してみたものです。
よし、絵にしよう。
どこが絵やねん!って突っ込まれそうですが。
ANBの値は角度で表します。
で、ANBというアルファベットは、それぞれ点を表しています。
N点は眉間らへん。
A点は上の顎の前の点。
B点は下の顎の前の点。
です。
今度こそ、絵にしてみましょう。
こんな感じです。
おおっ、シンプル(笑)
肝心のANBの説明に入りましょう。
さっきも言いました通り、
ANBは角度です。
どこの角度なのか。
線を引きましょうね。
A→N→Bと順々に線を引いたら下のようになるわけです。
はい、二つの線が交わるわけですので、
角度が誕生します。
ここですね。
ここをANB角と言います。
線が解り難かったので、
色分けしました。
上の顎から結んでいた線を青に、
下の顎から結んでいた線を赤にしました。
この角度は、人によっては大きくなったり、
人によっては小さくなったりします。
青の線と赤の線が重なると0°になります。
そこから、赤い線が右に行けばいくほどマイナスです。
(つまり小さくなっていると考えているわけです)
ANBが大きくなるということは
どういうことかというと、、、
線だけでなく、絵で描くと
左のようになります。
つまり、出っ歯の傾向になるという訳です。
逆に小さくなると、、、
(何度も言いますが、青い線より赤い線が
右に行くということはマイナスになっているということです)
絵を描くとこういう状態という訳です。
つまり下の顎が出ているということになります。
このイメージを持って、他の人の治療報告の論文やら
学会での発表をみることになります。
このANBの一般平均値は2度~5度の間です。
5度より大きくなると、上顎前突の傾向がある。
2度より小さくなると、下顎前突の傾向があるということが、
みんなの共通認識でわかりやすいという訳です。
カテゴリー
-
最近の投稿
アーカイブ
- 2020年9月
- 2019年4月
- 2019年2月
- 2019年1月
- 2018年12月
- 2018年11月
- 2018年10月
- 2018年5月
- 2018年4月
- 2018年3月
- 2018年1月
- 2017年12月
- 2017年11月
- 2017年10月
- 2017年9月
- 2017年8月
- 2017年7月
- 2017年6月
- 2017年5月
- 2017年4月
- 2017年3月
- 2017年2月
- 2017年1月
- 2016年12月
- 2016年11月
- 2016年10月
- 2016年9月
- 2016年8月
- 2016年7月
- 2016年6月
- 2016年5月
- 2016年4月
- 2016年3月
- 2016年2月
- 2016年1月
- 2015年12月
- 2015年11月
- 2015年10月
- 2015年9月
- 2015年8月
- 2015年7月
- 2015年6月
- 2015年5月
- 2015年4月
- 2015年3月
- 2015年2月
- 2015年1月
- 2014年12月
- 2014年11月
- 2014年10月
- 2014年9月
- 2014年8月
- 2014年7月
- 2014年2月
- 2014年1月
- 2013年12月
- 2013年11月
- 2013年10月
- 2013年9月
- 2013年8月
- 2013年6月
- 2013年5月
- 2013年4月
- 2013年3月
- 2013年2月
- 2013年1月
- 2012年12月
- 2012年11月
- 2010年9月
- 2010年8月
- 2001年4月
記事検索
リンク
-
良く読まれている記事